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35ヤード以上離れたバンカーから脱出したい!ダフらず打つカギは“ひざの高さ”

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30ヤード以内のバンカーショットなら、砂ごとボールを運ぶエクスプロージョンでも構いませんが、それ以上の距離がある時は、ダフるリスクがあってもボールをクリーンに打つことをお勧めします。

今回はなるべくダフリを避けるためのポイントを紹介します。

フェースは少し開く

ピンまで距離のあるバンカーから打つ場合、サンドウェッジでボールをクリーンに打つと、スピンが効いて止まります。振り幅に応じて距離を打ち分けやすいメリットもあります。アドレスでは、クラブフェースを気持ち開きましょう。少しでもフェースを開いておけば、万が一ボールの手前をダフってもバンスが利くため、多少は距離を稼ぐことができます。また、クリーンに打ちたいので、重心は低くしません。

アドレスではバンスを利かせるために、フェースを少し開きましょう

ボールをクリーンに打ちたいので、重心を下げることはしません

頭とひざの高さは変えない

ボールをクリーンに打つためには、よけいな体の動きを抑えましょう。そのためにもスイング中に変えてはいけないのが、頭とひざの高さです。バックスイングはもちろん、ダウンスイングからインパクトまで同じ高さをキープしましょう。

三角形を崩さずに9時→3時

あくまでも目安ですが、35ヤードぐらいの距離なら9時から3時までの振り幅になります。それ以上の距離を打ちたいときは振り幅を大きくしましょう。スイング中の注意点は、肩のラインと両腕でできる三角形を崩さないことです。


大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。水城高校を卒業後、当時ゴルフ部監督を務め、恩師でもある石井貢氏の勧めもあり、コーチングの道へ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。分かりやすいゴルフ理論には定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格も持つ。


構成・文=山西英希 写真=鈴木祥 協力=船橋カントリークラブ