ちょっとした工夫で「1発で出せる」! バンカーショットのコツ
「バンカーが大の苦手!」そんな人のために、ちょっとした工夫で「確実に1発で出る」バンカーショットのコツを紹介! 苦手を克服してスムーズに出せるようになれば、スコアの壁も打破できるはず。
大事なのは
「構え」と「振り抜き」
まずは「構え」。通常のアプローチよりも右足を1足ぶんくらい右側へ移動させ、スタンス幅を広げます。これによりボールポジションが体の左側に移動して、砂にコンタクトしやすくなる。重心も自然と下がるので安定感が増します。
次に左足だけ半足ぶんうしろに引いて、ツマ先を結んだラインが目標方向よりもやや左へ向くようにセットしてください。これで準備完了です。
クラブを振り下ろすときは
ボールの手前を見る!
構えができたら、ボールの少し手前の砂にめがけてクラブを振り下ろし、フィニッシュまで一気に振り抜きます。
クラブを振り下ろすときは目線を必ずボールの手前に向け続けて、インパクトではサンドウエッジのソール部分のバンスで砂を〝削りとる〞イメージが重要。打球のゆくえを気にしてヘッドアップしてしまうと、インパクトが安定せず大ダフりやホームランなどのミスにつながってしまうので、ヘッドの落としどころに意識を集中させましょう!
POINT
バンスをボールの
手前の砂に当てる!
バンスをボールの手前の砂に当てられれば、ヘッドが砂に潜りすぎることなく、スムーズに振り抜けます。砂がやわらかいときなどは、フェースを大きく開いてバンスの効果をさらに大きくすると◎!
石川夢香
●いしかわ・ゆめか/愛媛県出身。「四国高等学校ゴルフ選手権」での優勝など、ジュニア時代から注目を集める。小柄ながらも、ダイナミックなスイングで飛ばすドライバーと巧みなショートゲームが持ち味。プロコーチ・石井忍に師事し、LPGAプロテスト合格に向けて腕を磨く。
【Instagram】yumeka_9124
写真=竹田誉之、協力=ジャパンゴルフスクール