安定したインパクトが手に入る! ベストな前傾角の作り方
「しっかりスイングしているつもりなのに、うまく打てない」と悩んでいる人、多いですよね? 安定したインパクトを手にいれるには、正しい前傾角をキープしてアドレス&スイングすることが大切です。まずは、正しい前傾角の作り方を知って、“ベストな前傾角”をスムーズに作れるようになりましょう。
正しい前傾角の作り方
まずはクラブを両手で横に持ち、足を肩幅程度に広げます。そこから横向きのクラブをお尻の方向に押すようにして前傾を作っていきましょう。ヒザを軽く曲げ、拇指球に重心が乗ったところがベストな前傾角のポジションです。そこから腕を自然にたらし、グリップすれば正しいアドレスが作れます。
これはNG!
前傾角が深すぎる
前傾角が深すぎるとインパクトで起き上がり、トップやスライス系のミスがでやすくなる。
前傾角が浅すぎる
前傾角が浅すぎるとインパクトで突っ込む動きになりやすく、ダフりやフック系のミスが出てしまう。
Drill
前傾角をキープしよう!
上記の正しい手順で前傾角を作ったら、壁に頭をつけて離れないように意識しながらシャドースイングを繰り返しましょう。クラブは持たず、手と体を動かすだけで効果があるので、お家でも取り組みやすいドリルです。腹筋(下腹)を意識してスイングすると、自然と体幹を使えるようになり前傾角度が崩れにくくなるのでオススメです。
香川ちよみ
●かがわ・ちよみ/広島県出身。中央学院大学ゴルフ部在籍時、関東女子大学団体戦Aブロックで優勝。現在はスイング診断システム「AIGIA」を活用したレッスン活動を行なっている。
【Instagram】chyomi__98
写真=相田克己
協力=AIGIA Studio