脱・グリーン周りのミスショット！　トップのミスをなくすウェッジの打ち方

「グリーンに乗せたい！」そう思って打っているのにトップしてオーバー。それを繰り返してグリーン周りを行ったり来たり。これ、「アプローチが苦手」と感じている人によくありがちなシチュエーションですよね？　そこで今回は「アプローチでのトップのミスをなくしたい」という人におすすめの“うまく打つ方法”にクローズアップ。QPさんこと関雅史プロに教えてもらいました。

グリーン周りのミスを連発する人に多いのが、右肩を支点にした“右手主導のスイング”です。このスイングではボールをすくうような打ち方になり、トップのミスが起こりやすくなります。そこで練習に取り入れてもらいたいのが、左手のみを使った片手打ち。左肩を支点にスイングすれば、ハンドファーストになり、ダウンブローの動きが身につきます。

これはNG！

右肩支点のスイングだと
すくい打ちになる

これが正解！

左肩支点のスイングなら
ダウンブローで打てる

しっかり練習したら、右手を添える。添えた右手には力を入れず、“左手主導のスイング”をすれば、きっちり打てるようになります。

どんなシチュエーションでも、安定してうまく打てるようになりたいならクラブを変えるのもおすすめ。「狙った飛距離を打ち分けたい」「グリーン周りをラクにしたい」そんな女性ゴルファーのために開発されたpingの「G LE3」のアイアン＆ウェッジは、よくありがちなトップやダフリのミスに強いのが特徴。

番手は6番、7番、8番、9番、PW、UW、SWがあり、それぞれ番手間の距離の均一化を実現したことで、ミスに強いだけでなく、狙った距離の打ち分けが簡単になったのも大きなポイント。

距離の打ち分けができればグリーンまでのボール運びがかなりラク！ しかも9番～PWは前作よりロフトを寝かせたことで、ボールが上がって、グリーン周りでもきれいにポンと上がる球を打てるようになるはずです。そんな「G LE3」アイアン＆ウェッジを実際に打ってみた感想を吉岡由梨亜さんに教えてもらいました。

いつもトップして、グリーン周りを行ったり来たりしてしまうので、アプローチはすごく苦手なのですが「G LE3」のウェッジを打ってみるとポンと球が上がってきれいな弧を描いて寄っていくのでびっくり！　振り幅を変えていろんな距離を打ってみましたが、すごくよかったです。アイアンの打感もよく、芯に当たってしっかりと飛んでくれました。

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●関 雅史（せき・まさし）／1974年生まれ、東京都出身。「QP」の愛称で親しまれるティーチングプロ、クラブフィッター。都内のゴルフショップ「ゴルフフィールズ」の代表を務め、スイングとギアの両面からのレッスンが得意。

●吉岡由梨亜（よしおか・ゆりあ）／ゴルフ歴2年。栃木県出身、東京在住。「できるときは月8回ぐらいラウンドする」というほどゴルフにハマっているそう。ベストスコアは91。

写真＝小林司
協力＝こだまゴルフクラブ