アプローチの「上げる」「転がす」を使い分ける! 超簡単な打ち方レッスン
「なかなかうまくならない」「練習もラウンドに行くのもモチベーションが上がらない」。そんなゴルファーたちにゴルフが楽しくなる上達法をレッスン! 今回は「アプローチで上げる・転がすを使い分けたい」そんな人におすすめの方法を、菊地彩香さんが教えてくれました。
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「上げる」「転がす」というと
難しく考えてしまいがちだけど
シンプルに考えてOK。
ボールを上げる場合
上げるときは、ボールを左足のカカトの延長に置く。スタンスは少し開きます。グリップエンドがおヘソを向くようにアドレスし、バックスイングはコンパクトに上げる。このとき、手首のコックを使っても大丈夫です。
ただし、ハンドファーストにならないように注意。トップしやすくなったり、手だけで打とうとしてしまいます。また、左足前にボールを置くことでロフトを寝かせた状態を作っているので、ハンドファーストにしてロフトを立ててしまうのはNGです。
ボールを転がす場合
転がすときのアドレスは、コブシ1個ぶんのスタンス幅にし、右足の前にボールを置きます。グリップエンドは左足の付け根に向くようにして、ハンドファーストに構える。ラインを出したいので、フェースローテーションをせずに振り子のように打ちましょう。
私は20ヤード以内のグリーン周りは58度を推奨しています。バンスはローバンスがいいですね。上げたいときにフェースを開いて打つこともありますが、ミスヒットすると大ケガしやすい。ロフトが58度もあれば十分に高く上げられます。転がすときは今回のレッスンのように、ロフトを立てる打ち方をすればランニングアプローチも打てます。
菊地彩香
きくち・あやか/1998年生まれ、千葉県出身。モデルやゴルフタレントとして雑誌やテレビに出演し活躍中。東京・銀座のPGM GOLF ACADEMY GINZAでレッスン活動を行なっている。
写真=竹田誉之
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