「握る」というより「引っかける」!
グリップおさらいレッスン
グリップはクラブと体の唯一の接点。握り方が悪いとリキみやすく手首が使いにくいためクラブがいい軌道で動かず、結果的にスイングが乱れたりフェースコントロールがスムーズに行なえなくなってしまいます。そこで今回は「グリップの仕方」をおさらい! 正しく握って、気持ちよく飛ばしましょう。
「いいグリップ」は
リキんではいないけど
締まりがある!
大事なのは、余計なリキみがなく、それでいてクラブをしっかりホールドできる形。そのためには手のひらではなく指でグリップすることがポイントです。
両手とも3本
指をしっかり握ろう
「握る」というよりも両手の小指・薬指・中指の計6本で、グリップを下から引っかけてホールドするようなイメージ。親指の付け根の部分はグリップから浮いているくらいが、クラブをスムーズに動かせます。
これはNG!
アマチュアには、親指と人差し指でつまむように握っている人が多いですが、こうするとリキみやすくクラブが安定しないのでNGです。
伊藤刻矢
●いとう・ときや/1999年生まれ、三重県出身。プロゴルファーの兄・伊藤有志の影響でゴルフを始め、東北福祉大ゴルフ部で活躍。ゴルフ倶楽部 成田ハイツリーに所属し、ツアーに挑戦中。
構成=鈴木康介 写真=圓岡紀夫 協力=ゴルフ倶楽部 成田ハイツリー