こういうとき、どう打つのが正解!? ディボット跡から打つ方法
「あぁ、なんでこんなところに……」いい感じで飛んだと思ったら不運にも打球がディボット跡に入ってしまっていた、ということ、経験がある人も多いはず。こういうとき、どう打つのが正解!? いくつかある対処法のなかから「これがいちばん簡単、確実!」そんな打ち方のヒントを教えてもらいました。
意図的にハーフトップで
ボールをヨコから払い打ち!
意図的にハーフトップを打ちましょう。スイングは払い打ちで、インパクトゾーンでヘッドを低く長く動かします。ソールを地面にまったく触れさせないくらいのイメージでOK。コンパクトスイングとゆるやかな入射角で、ボールをヨコから払い打ちましょう。
打ち込んでボールだけをヒットするヘッドの入れ方はズレが出やすい。目土なしはヘッドが跳ねやすく、目土されたディボット跡はヘッドが潜って大きなミスになってしまう。
フェースのスコアラインの
いちばん下に当てればキャリーが出る
また、打つときはスコアラインのいちばん下に当てる意識をもつのが◎。アイアンの刃で打とうとすると、どトップになりやすいですが、スコアラインのいちばん下に当てるイメージで打てばトップめでもキャリーが出るので飛距離が大きく落ちません。
桑山紗月
●くわやま・さつき/1998年生まれ、千葉県出身。12歳からゴルフをはじめ、22年にプロ入り。同年のステップアップツアー、九州みらいの建設グループレディース窓乃梅カップでツアー初優勝をあげる。ディライトワークス所属。
構成=小山俊正、鈴木康介、編集部
写真=相田克己、田中宏幸