きれいなスイングの形を作ろう!
お家でできる練習ドリル
なかなかうまくならない」「練習もラウンドに行くのもモチベーションが上がらない」。そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法をレッスン! 今回は「どうすればいいスイングができるようになる?」そんな悩みに田中祐姫コーチが答えてくれました。
お家でできる練習ドリルで
きれいなスイングの形を作ろう!
上半身の捻転をきれいにするには、両手・両足を広げ、大の字の形を作ったら、広げた右手は固定し、その右手に左手を合わせます。
次に左手を広げた位置に戻し、今度は左手に右手を合わせます。しっかり捻転できていれば両手を合わすことができます。これがきちんと捻転したバックスイングとフォロー。ゆっくりでいいので、自分の姿を鏡で見ながらするのがオススメです。
One Point Lesson
アマチュアはヒジが引けたり、ワキが空いてしまう人が多いですが、それは腕の使い方が悪いせいです。正しい腕の使い方を覚えるには、クラブを持たずに手をクロスして、甲を合わせた状態で素振りをするドリルが有効です。右手のひらがクラブのフェースだと思って、トップ(耳の横)で右手のひらが正面を、フィニッシュの手前では左手のひらが正面を向くようにしてください。
One Point Lesson
正しいスイング軌道を覚えるには、アイアンを半分の長さで持ち、おでこを壁につけて振るドリルがオススメです。基本となるインサイド・インの軌道で振ると壁が邪魔にならない。バックスイングでクラブがインサイドに上がりすぎるとグリップが、ダウンスイングでクラブがアウトサイドから下りてくるとヘッドが壁にぶつかってしまいます。
田中祐姫
●たなか・ゆき/1996年生まれ、栃木県出身。8歳からゴルフを始め、日本体育大学を卒業し、2021年にLPGAティーチングA級ライセンスを取得。「日本一シンプルに教えるゴルフコーチ」を目指して関東を中心に活躍中。レッスンの依頼はインスタグラム【yuuuukigolf】から。
カメラ=村上悦子
協力=レッツゴルフ銀座