ショートパットは方向性命!
短いパットで気をつけるべきポイントは!?
ラウンド当日、「ミスが止まらない」「いつもは出ないミスを連発する」「うまく打てない状況があった」。そんなときは、このレッスンをチェック! 今回は、短いパットで気をつけるべきポイントを大堀貴子コーチに解説してもらいました。
方向を合わせて芯に当てる
本番前もスパットを見つけて打つ練習しよう! ロングパットだけでなく、ショートパットでもスパットを見つけて打つと方向性が安定する
距離の長いロングパットでは目印(スパット)を見つけて打つのに、ショートパットではカップだけ見て打つ人が多いですが、短い距離のショートパットは方向性命! ライン上にスパットを見つけて、そこを通す練習をしておきましょう。
バックスイングとフォローの振り幅を同じにするとフェース向きがズレにくくなる。ヘッドの芯もあたりやすい
スパットにきちんと打ち出すことで、フェース向きのズレをシャットアウト! 打ち出す方向さえズレなければ◎。タッチは少し強めでOKです。カップを見ないで、スパットに集中して打つようにしましょう。
カップを意識しすぎるとヘッドアップしやすく、フォローが大きく出てしまう。これは、もっと手前のスパットを見ることで防げる
ストロークの大きさは左右対称で。フォローが大きすぎるとフェースが開く、フォローが小さすぎるとフェースが閉じるインパクトになりやすいので、振り幅を左右とも同じ大きさにするのがフェース向きのズレを防ぐコツです。
レッスン=大堀貴子
●おおほり・たかこ/1981年生まれ、茨城県出身。大学卒業後にオーストラリアにゴルフ留学し、海外のゴルフメソッドを学ぶ。帰国後は植村啓太に師事し、ゴルフスイングやレッスンを学び、K’s Island Golf Academyでレッスン活動を行なっている。
写真=村上悦子
協力=サザンヤードカントリークラブ