バンカーが苦手で1発で出ない。どうすればいい？【お悩み解決ワンポイント】

「こんなときどうすればいい？」
よく聞かれがちな
「ゴルファーのお悩み」を
ワンポイントをレッスン！
簡単かつ的確にアドバイスできれば
ゴルファーとしての株が上がるはず。

ここではラウンド中や練習時によく聞かれがちな「ゴルファーのお悩み」をワンポイントをレッスン！　「どうすれば簡単に解決できるか」を知っていれば、わかりやすくスマートに教えることができるはず。今回は「バンカーが苦手で1発で出ないことが多い。どうすればいい？」という悩みを即解決する方法をレッスンします。

バンカーが苦手で1発で出ないことが多い……と悩むゴルファーは多いはず。バンカー脱出で肝心なのは、スピードとパワー！　しかし、自分はそのどちらもないから苦労している、なんて思っている人でも大丈夫。バンカーからボールを高く上げて、飛距離も出すコツがあるのだ。

「打って終わり、が最悪です！」と赤坂コーチ。バンカーはヘッドを正確に入れることに意識がいきがちだが、最も大事なことは“振り切る”ことで、苦手な人ほどこれを優先してほしい。ヘッドをボールの手前に正確に入れたとしても、振り切らないと脱出に必要なパワーもスピードも上がらない！

インパクト後にクラブも体も止めずに、最後まで振り切ることで、スピードが上がる、パワーも引き出せる。「振り切っても、砂を少しでもとれば飛距離は落ちるので飛びすぎを心配しなくてOKです。無理矢理でもいいので、シャフトが背中に当たるまで振り切ったフィニッシュをとってください。こんなに振ってもいい、振ったほうがいいのか！　と思うはずです」（赤坂）

解説＝赤坂友昭
●あかさか・ともあき／1985年生まれ、福岡県出身。国内外・男女のプロのスイング、最新のゴルフ理論、クラブや体の使い方などを日々研究し、東京ゴルフスタジオやトータルゴルフフィットネスでレッスンを精力的に行っている理論派コーチ。

写真＝高橋淳司
モデル＝永澤怜門
協力＝こだまゴルフクラブ