【ほっちのゴルフヨガ】
傾斜ショットが安定するポーズ♪

元新体操五輪選手“ほっち”こと坪井保菜美が、ゴルフのパフォーマンスをあげるヨガを連載でお届け♪　今回は傾斜からのショットでもスイングが安定しやすくなる「木のポーズ」です。

片足で立って自分の軸を感じながら、体のバランス感覚を養う木のポーズ。シンプルな動きで初心者にもわかりやすいので、簡単に挑戦できます。このポーズは体幹を意識して足の裏でバランスを取りながら地面を踏み締めるため、傾斜からのショットでも安定したスイングができるようになります。また、バランスを保とうとすることで集中力が高まり、ゴルフに必要なメンタルを鍛えられることも期待できます。

まずはもじもじストレッチで
足の指をしっかり伸ばそう！

足の指は意識しないと丸まっていく人が多いです。足の指を親指から順番に上下左右に引っ張りながら伸ばしていきましょう。足の指をしっかり開くことで、床をぐっと踏む感覚がつかみやすく、バランスの取りやすさに繋がっていきます。

バランス感覚を養いながら
地面をしっかり踏みしめましょう

背筋を伸ばし、足を閉じて気をつけの姿勢からスタート。

両手を腰に当て足の裏全体で床を踏みしめる。

右手で右足首を持ちあげ、重心を左足に乗せていく。

軸足を意識しながら、右足を左足の太モモにつける。

円を描くように、両腕を上げていく。

両手を頭の上で合わせてバランスを安定さて、

「木のポーズ」の完成！

一見簡単そうなポーズに見えますが片足で立ってバランスを保つのは意外と難しいもの。そういう人は無理をせず、できる範囲のポーズで構いません。片足で立つことが難しければ、上げる方の足はツマ先立ちにして地面につけても大丈夫です。足の位置はヒザ以外ならどこでもいいので、その日の調子によって変えてOK。バランスを取ることが大切です。手を高く上げていくほど難易度が上がるので、バランスを取りながら徐々に上げていきましょう。

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坪井保菜美
●つぼい・ほなみ／1989年生まれ、岐阜県出身。5歳で新体操と出会い、2008年にはフェアリージャパンとして北京五輪に出場。現役引退後、ヨガインストラクターの資格を取得し、レッスン活動を行っている。