非日常感たっぷり♡
冬の沖縄・離島旅【西表島編】
旅をするならすべてにおいて
「本当に楽しかった」「ここに来てよかった」
そう思えるものにしたい。
非日常を味わいながら、
心も体もリフレッシュ。
「また明日からがんばろう!」
そんなパワーをチャージできる旅がいい。
ここでは前回の小浜島編に続き
この場所でしかできない
最高の経験ができる
西表島をピックアップ。
「小浜島まで来たからには!」と次に向かったのが、“日本最後の秘境”と呼ばれる西表島。小浜島が約8 km²なのに対して、西表島の大きさはなんと約284 km²という超ビッグな島なのですが、島の約90%が亜熱帯の原生林。イリオモテヤマネコをはじめ、15の国指定天然記念物を有するこの島は現在、世界自然遺産登録に向けての準備が進められているそう。
ここで早速チャレンジしたのが「西表島に行ったら絶対にしてみたい」と思っていた秘境探検! 水着にラッシュガード、ラッシュレギンスを着込み、マリンブーツを履いて準備完了。ガイドの堀之内さん・屋良さんと仲良川(ナカラ川)上流のジャングルの奥地にある秘境・ナーラの滝への旅の始まりです。
オヒルギやヤエヤマヒルギなどが織りなす美しいマングローブ林が続く仲良川を進むと、次第に緑が濃くなり亜熱帯植物が生い茂る原生林に。陸に上がってトレッキングを開始すると、岩を乗り越え、川の中をザブザブ。岩に張りつくように山道を登って行くような場所もある。ジャングル探検、超楽しい!
終着点のナーラの滝は、前日までの雨で水量が増していたこともあって大迫力なうえに、マイナスイオンがすごい。滝を眺めながらガイドさんが持ってきてくれたお弁当を食べるというのも贅沢なひととき。これは体験すべきです♪
この日宿泊したのは、西表島内で最大のリゾート「星野リゾート 西表島ホテル」。ホテル目の前には水平線に沈む夕陽が絶景の「月ヶ浜」があり、部屋に入ると波の音、野鳥のさえずりが心地いい。「あぁ、南の島にいるんだなぁ」と感じられるこの地特有の“自然のサウンド”は、最高の癒しです。
各部屋にテラスがあり、その景色は最高。西表島の自然の音をBGMに、コーヒー片手の“ちょっとした仕事時間”もめちゃくちゃ快適。こういうロケーションなら仕事を仕事と思わず、気持ちよくできるんですね。ちょっとびっくり! こういうところでワーケーションができたら「仕事もはかどるなぁ」なんて思いながら一段落ついたら、食事の時間♪
夕食はビュッフェスタイルで、西表島の方言でカマイと呼ばれる猪、ガザミと呼ばれるワタリガニなど、西表島で親しまれている食材を使用したメニューがずらり。ピパーチや島とうがらしなどのスパイスやハーブを使ったアジアン料理が絶品です。
鳥のさえずりと波の音で気持ちよく目覚めたら、ホテルが開催している「おめざめマングローブストレッチ」に参加。この日はマングローブ周辺の潮位の関係上、月ヶ浜ビーチでのストレッチに変更になったけれど、これがめちゃくちゃ気持ちがいい。しかも、ここの砂浜は鳴き砂で、素足で動くとキュッキュッと音が鳴るのも楽しい。夜明けの柔らかな空気をしっかり吸い込んでフーッと息を吐いたら、なんだかスッキリ! 「今日も元気に楽しめそう」ということで、電動自転車を借りて島散策。
まず向かったのはホテルから自転車で15分ぐらいの場所にある星砂の浜。透明度が高いので、魚が泳いでいるのもよく見える。シュノーケリングが楽しそう!
この浜の砂、星砂の浜という名前のとおり、星の形をした砂が混じっているんですよ。
星砂の浜をあとにして自転車を走らせ始めるとなんだかおいしそうなお店があったので寄り道。「いるむてぃや」というレストランなのですが、外にはテイクアウトのフルーツパーラも♡ グアバとマンゴーのアイスを買って、休憩がてらベンチで実食。ん〜、濃厚なのにやさしくて、後味スッキリ! この日は完熟フレッシュジュースを飲むことができなかったので「次回はリベンジしにこよう!」と誓いながらホテルに戻りました。
次のお楽しみは「夕暮れマングローブカヤック」。ホテルのすぐ横を流れる沖縄県最長の河川・浦内川をカヤックで進み、夕陽が沈みゆく穏やかなひとときをカヤックの上で過ごす、という贅沢なツアーです。水着にラッシュガードとラッシュレギンスを着込み、ビーチサンダルを履いたら、いざ出陣!
最初に漕ぎ方・乗り方のレクチャーを受けられるので初心者も安心です。水面からモッコリ顔を出すマングローブの間をすり抜けながら、マングローブ林をカヤック散策。
夕日が沈み始めると、自然が織りなす壮大な景色は私たちだけのもの。誰もいない静かな水面に金色の太陽が反射して幻想的な空間が広がります。「あぁ、この旅にきてよかった」そう思えるとっておきの時間でした。
旅がよりよいものになるかどうか。
これは
「どんなことをするか」
「どんな場所に泊まるか」
「どんなものを食べるか」で決まる。
そこにこだわれば、
旅はどこまでも楽しくできる。
次のトリップは
小浜島と西表島を訪れてみては?
きっと、とっておきの経験ができるはず!